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北夙川代表代行の居宅・水輪書屋について
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基本情報
住所 奈良県奈良市窪之庄町二八四 | 文化財指定折衝中
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水輪書屋〈すいりんしょおく〉の紹介
歌人・北夙川不可止氏の居宅 水輪書屋 は、奈良市南郊の窪之庄町に位置する江戸後期に建てられたと推定される豪農住宅です。かつては大地主のお屋敷で、空き家のまま長らく放置されていたところを二〇二一年に弊団体の代表代行を務める北夙川不可止氏が入手し、氏を慕い、氏の奈良移住を支援する多くの地域の皆様の協力を得て、居宅兼アートとカルチャーの発信拠点として二〇二四年に 水輪書屋 としてオープンされました。

かつては大名行列も通ったという旧街道に面し、北側に表門を構えております。門を入ると前庭を経てすぐに表玄関となり、母屋は大和棟とよばれる造りで、玄関内は裏玄関まで通り庭となっています。右側には六畳の玄関座敷・八畳の中の座敷・十畳の奥座敷が連なり、四十席程度の確保が可能なイベントスペースが設けられています。対する左側はかつては土間が広がり、竈のある台所、更には農機具置場や牛小屋などだったと推測されますが、このたびの改修では居宅スペースとアールデコ調の応接間が設けられ、こだわりのステンドグラスを多用した瀟洒なつくりとなっています。外蔵はいずれイベントスペース、ギャラリー、アーティスト・イン・レジデンスなどとして活用される見込みです。

なお、水輪書屋の由来は、元々は「車屋」という屋号を持っており、南側長屋門棟にはかつて水車小屋があり、製粉業を営んでいたことに由来するとのことです。裏門の門前を流れている小川も車川という名前がついています。
また、水輪書屋が位置する奈良市帯解地区は、奈良時代からの長い歴史や文化を持ち、特に安全祈願や妊婦や子どもの健康を願う参拝者が多数訪れる帯解寺で知られています。聖武天皇の勅願により行基が開基した龍象寺、華道山村御流の家元として知られる山村御所圓照寺門跡などの寺院があります。
(以上、「水輪書屋オフィシャルサイト」より)
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Ginseisha,Japanからのメッセージ
わたくしと北夙川さんの付き合いは四半世紀に及びます。もともと北夙川さんは西宮市の甲子園界隈にお住まいでしたが、甲子園の居宅を引き払って終の棲家探しに没頭されていました。わたくしはてっきり京阪神の住宅地で小ぶりな洋館を見つけるものと思っていたのですが、北夙川さんを慕う奈良市在住の作家・寮美千子さんから強いラブコールを受け、二〇二一年春に奈良市南郊の帯解地区にて築二百六十年の古民家を購入しました。これが博覧強記の文化人が奈良に住むこととなったきっかけです。
北夙川さんが購入した古民家は幽霊屋敷というべきたぐいだったのですが、二年もの時をかけて、センスを注ぎこんだ改修を行った結果、二〇二四年、瀟洒という言葉が似合うお屋敷が奈良市南郊に誕生しました。これは北夙川さんがこれまで培ってきた美学の勝利と思っています。
以上